●日 時:2024年12月19日(木) 17時15分~19時30分
● 主 催:北海道シンガポール友好協会
● 後 援:北海道、北海道教育委員会、シンガポール政府観光局、 NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム
●協 力:(一社)北海道開発技術センター、(一社)シーニックバイウェイ支援センター
北海道大学総合博物館において、12月19日にシンガポール日本語スピーチコンテスト(高校の部)の入賞者3名による発表会と交流会を開催しました。当日は、当協会会員やホームステイ先の札幌開成中等教育学校の生徒・家族と先生ほか、約50名の方が会場に集まり、和泉会長の挨拶、協会の紹介があったあと、シンガポールの高校生3人から日本語による発表が行われました。
ダニエルさんのテーマは「言葉の探検」。日本語の言葉と実際の違いに興味を抱き、例えば信号の色を、私たちは赤・青・黄色といいますが、実際は「緑」なのに「青」というのは、平安時代ぐらいまで日本では「緑」が「青」に含まれていた事に由来するなどの事例を上げて、日本語から日本の文化や歴史を知る楽しさについての発表でした。私たち日本人は、あまり不思議に思わず使っていますが、そんな背景があるんですね。目からうろこでした。
トリーナさんのテーマは「黄色」。色としての「黄色」を本人は、それほど好きではないと思っていたそうです。でも、自分の身の回りの物を冷静に見てみると、黄色のバックやグッツをたくさん持っていることに気づき、本当は「黄色」が嫌いなわけではなかったことから、思い込みに囚われず、現実をしっかり見ることの大切さを話されました。因みに、トリーナさんはサンリオのキャラクター「ポムポムプリン」が大好きす。
リシュミタさんのテーマは「良いストレスと悪いストレス」。私たちは、ストレスというとネガティブな意味にとり勝ちですが、リシュミタさんは自分の経験から、ストレスはあったが結果として様々な努力をして自らを向上させる事につながったので、ストレスの悪い面をみるだけでなく良い面も見て、うまく付き合いながら自らを高めていくことが大事であることを述べられました。確かに、まったくストレスのない社会は、以外と楽しくないかもしれません。
3人とも日本語能力が高いだけでなく、どのテーマも私たちにとって、考えさせられたり、気づきがあったりする興味深い内容だったことに、感心しました。
発表会終了後には、参加者の交流会を開催し、シンガポールの3人からはシンガポールの食、観光スポットや学校生活の紹介を日本語で、札幌開成中等学校の4人の生徒からは札幌の紹介を英語でしていただきました。発表会、交流会を通じて今回、バディとなってシンガポールの3人をサポートしてくれた札幌開成中等学校の生徒たちの、質問や感想などを答えるときの話し方やロジックが、とてもしっかりしているのに驚くとともに、将来、北海道から、国際的に活躍する人材に成長することを期待したいと強く思いました。
(文責:原文宏)





